良いことばかりじゃない!タトゥー除去のメリットとデメリットについて

タトゥーはオシャレではありますが、社会的な事情や個人的な事情をきっかけに除去したいと思う人が多いです。しかし、タトゥーは簡単に除去できるものではありません。
ここでは、タトゥー除去のメリットとデメリットについて解説していきます。
タトゥーとは?
刺青は、針で皮膚に穴を開けたり、刃物で傷をつけたりして、そこに墨やインクなどを流し込むことで皮膚に色を付けていきます。タトゥーは、刺青の英語表現です。
そのため、刺青は和柄、タトゥーは洋柄であることが多いのですが、他にも微妙な違いがあります。それは、皮膚を傷つけたり穴を開けたりする深さです。タトゥーは、刺青よりも浅く彫るものとされています。
いずれにしても、皮膚を傷つけてインクを入れているので、消したいと思ってもすぐに消せるものではありません。ファッション、自分を変えるための誓いなど様々な理由でタトゥーを入れる方がいますが、社会には十分に受け入れられていないため、いずれ生きづらさを感じることになるでしょう。
タトゥー除去のメリット
「タトゥーを入れるデメリット=タトゥー除去のメリット」といえるでしょう。タトゥーを入れると、次のような場面で何らかの問題が発生する可能性があります。
仕事
ほとんどの職種では、タトゥーが受け入れられていません。タトゥーが見えてしまうのはもちろんのこと、見えていなくても問題視される傾向があります。
婚約や結婚
婚約者やその親がタトゥーに対して悪い印象を持っている場合、何らかの問題が発生する可能性があります。また、露出度が高いウエディングドレスを着用したときにタトゥーが見えるため、消したいと思う人もいるでしょう。
出産
子持ちであるのにタトゥーが入っていることに違和感があるため、タトゥーを消したいと思う人もいるでしょう。
プールや温泉
タトゥーが入っていると、公共のプールや温泉を利用できない場合があります。
子供
子供が物心ついて、母親のタトゥーを気にするようになる前に消したいという人もいます。
タトゥーを除去することで、このような問題が解消されるでしょう。
タトゥー除去のデメリット
タトゥー除去のデメリットは、次の2つです。
・タトゥーを完全に消せないことがある
・傷跡が残る
「タトゥーを綺麗に消せる」と謳うクリニックが多いですが、それを鵜呑みにするのは危険です。全く傷跡を残さずにタトゥーを消すことは、理論上不可能といわれています。その理由を確認していきましょう。
皮膚は、身体の外側の薄い表皮、内側の厚い真皮で構成されており、タトゥーは真皮層まで傷つけてインクを入れます。肌の新陳代謝は、真皮よりも外側にある基底層から始まるため、傷ついた真皮は二度と元には戻りません。
そのため、タトゥーの色は消すことができても、傷跡は必ず残ってしまいます。
タトゥー除去の注意点
タトゥー除去は、傷跡が残りやすく、色も綺麗に除去できない場合が多いです。これならば、タトゥーが綺麗に入っていた方がよかったと後悔したり、パートナーから傷跡が痛々しくて見ていられないといわれたりすることもあるでしょう。
タトゥーは消すことが必ずしもよいこととは限らないので、よく考えてから除去してもらいましょう。
特に、ウエディングドレスを着用するためにタトゥーを消したいという場合には、よく考えることをおすすめします。タトゥーが見えること以上に、傷跡が目立って痛々しく見えてしまうことがあるからです。
気持ちがまとまらないのであれば、まずはカウンセリングを受けることをおすすめします。実際の症例写真を見ることで、納得してタトゥーを除去するかどうか選択できるようになるでしょう。
おわりに
タトゥー除去には、メリットとデメリットがあります。タトゥーのデメリットを解消できることがタトゥー除去のメリットですが、必ずしもタトゥー除去がよい選択とは限りません。
綺麗に除去できないばかりか、傷跡が目立って痛々しい見た目になることもあります。タトゥーを除去するかどうか、よく考えましょう。
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