鼻糸リフト(ノーズスレッド)とは
鼻糸リフト(ノーズスレッド)とは、医療用の溶ける糸を鼻先から挿入し、鼻筋のラインを整えたり鼻を高くしたりする施術です。皮膚の下に糸を挿入して隆起させることで、団子鼻や小鼻の広い鼻も自然に細くなり、鼻筋に高さが出ると同時にシャープなラインを形成します。
鼻糸リフトはメスを使用しない「切らない施術」であるため、短時間での施術が可能です。また、ダウンタイムも短く周りに気づかれにくいのが特徴のため、比較的手軽に受けられる鼻整形として人気が高まっています。
鼻糸リフトで挿入する糸は、施術後半年〜1年ほどで徐々に溶けて体内に吸収されますが、皮膚内で癒着が起こるため糸が溶けた後も鼻の形が完全に戻ることはありません。
糸を挿入して上方向に引き上げます。
挿入した糸は溶けて吸収されます。
吸収後も形は維持されます。
このような方におすすめです
- ●
- 鼻筋を高くしたい
- ●
- 団子鼻や小鼻の広がりを解消したい
- ●
- 鼻の形を整えたい
- ●
- 施術を受けたことを周りに気づかれたくない
- ●
- 切る施術には抵抗がある
- ●
- プロテーゼの挿入には抵抗がある
- ●
- ヒアルロン酸の注入で鼻筋が太くなるのが怖い
- ●
- ダウンタイムが心配
- ●
- 大きな変化よりも少しの変化で良い
鼻糸リフト(ノーズスレッド)の施術の特徴
鼻糸リフト(ノーズスレッド)にはどのような特徴があるのか詳しく解説します。
- 溶ける糸を使った切らない鼻整形
- 鼻を高くする施術というと、プロテーゼ(シリコン製の医療用の人工軟骨)挿入をイメージする方が多いかもしれません。プロテーゼを挿入する場合はメスによる切開を伴いますが、鼻糸リフトでは溶ける糸を使用するため、切る必要がないのが大きな特徴です。切らずに糸を挿入するだけで施術が完了するため、傷がとても小さく術後に傷跡が目立つこともありません。
また、挿入する糸は半年〜1年で徐々に溶けて吸収されるため、お顔にメスを入れることに抵抗のある方はもちろん、プロテーゼ挿入やヒアルロン酸注入などで体内に異物を残したくない方にも鼻糸リフトは適しています。
- 効果が続くのは半年〜1年ほど
- 鼻糸リフトで使用する糸は半年〜1年ほどで徐々に溶けて体内に吸収されるため、鼻糸リフトの効果は永久ではありません。しかし、最近は流行や好みに合わせて整形したパーツを柔軟に変化させたいという方も多く「効果の期間が限定的である」ことをメリットと捉える方が増えています。
鼻糸リフトは効果が永久ではないため、再度施術を受ける時は流行に合わせて前回と違うデザインにしたり、年齢を重ねて新しく出てきた悩みを解消するデザインにしたりと、柔軟性を持たせることができるのも大きな特徴といえます。また、施術によって皮膚内で癒着やコラーゲンの生成が起こるため、糸が溶けた後も鼻の形は完全に戻るわけではなく、ある程度形は維持されます。
- 鼻形成専用の「テスリフトノーズ」を使用
- 鼻糸リフトでは「テスリフトノーズ」という鼻形成専用の溶ける糸を使用します。「第三世代のスレッド」として注目されているテスリフトノーズは、バーブと呼ばれるトゲのついた糸の周囲を3Dメッシュが覆っている特殊な形状をしているのが特徴です。
鼻に糸を挿入した際このトゲが皮下組織をしっかりと持ち上げ、さらに糸を覆う3Dメッシュが挿入部分の周辺組織と絡み合うことで持ち上げる力がより強くなります。その結果、従来の糸に比べて立体的な鼻筋をより長く持続させることができるのです。
- 鼻の形を自由にデザインできる
- 鼻糸リフトは鼻筋を高くするだけでなく、鼻の形や向きを自由にデザインできるという特徴があります。鼻の形のお悩みは「鼻が低い」や「小鼻が広い」以外にも「鼻が上もしくは下を向いている」「鼻筋が曲がっている」など様々ありますが、鼻糸リフトは一人ひとり違うお悩みに対応することが可能です。
糸を挿入する方向によって曲がった鼻筋をまっすぐにする、上向きの鼻を下に向けるなど多様な形を形成できるため、満足度の高い仕上がりになります。特に鼻先の向きや小鼻の大きさといった鼻の先端部分の変化は、鼻糸リフト以外では切る整形でしか対応することができないため、メスを入れず自由度の高いデザインができる点は鼻糸リフトの大きなメリットといえます。
- 切らない小鼻縮小も可能
- 鼻糸リフトでは、糸を埋没させて小鼻を両側から縫い縮めることで小鼻を小さくすることもできます。小鼻の膨らみが気になる、笑った時に小鼻が広がる、小鼻が大きく鼻の穴が目立つといった悩みをお持ちの方におすすめです。これにより自然に小鼻の膨らみが解消され、笑った時の小鼻の広がりも目立ちにくくなるのです。
- 施術時間が短くダウンタイムが比較的短い
- 鼻糸リフトは皮下に糸を挿入することで理想的な鼻を手に入れられる施術です。切開の必要がないため、施術は10〜15分と短時間で完了します。
また、施術は糸の挿入のみのため傷も小さく、ダウンタイムが比較的短い点も特徴の一つです。患部の腫れは術後3〜5日後をピークに引いていき、1〜2週間後には7〜8割程度、1ヶ月ほどでほぼ完全に落ち着きます。
鼻先から糸を挿入するため術後数日間は痛みを感じることがありますが、痛み止めで対処できる程度のため過度な心配は必要ありません。2〜3週間は鼻先を触ると痛みますが徐々に落ち着いていきます。
- 自然な仕上がりになる
- 糸の挿入によって鼻のラインに変化を出す鼻糸リフトは、切る鼻整形に比べて自然な仕上がりが叶います。また、テスリフトノーズの3Dメッシュが挿入した部分の周辺組織を巻き込んで鼻のラインを形成するため、より自然な仕上がりを演出できるのです。
最近は切る整形でしか出せないような大きな変化ではなく、周りに気付かれない程度のナチュラルな変化を求める方も多いため、ミリ単位の変化でお顔の印象を大きく変える鼻糸リフトは大変注目されています。
- お肌の弾力アップも期待できる
- 鼻糸リフトは鼻の形成だけでなくお肌のハリと弾力アップも叶う施術です。
糸を挿入すると皮下組織に反応が起こり、お肌のハリや弾力を維持する役割を担うコラーゲンやエラスチンの生成が促されます。さらにテスリフトノーズは、トゲと糸の周りを覆う3Dメッシュがあるため、通常の糸に比べて周辺組織と接する範囲が広くなり、より多くのコラーゲンやエラスチンの生成を促すのです。糸自体は半年〜1年で体内に吸収されますが、糸が吸収された後もコラーゲンとエラスチンの生成は続くため、お肌のハリや弾力アップ効果は2〜3年ほど期待できます。
鼻糸リフト(ノーズスレッド)のメリットとデメリット
鼻糸リフトのメリットとデメリットについて解説します。
メリット
- 切らずに理想的な鼻を手に入れられる
- ダウンタイムが比較的短い
- 自然な仕上がり
- 効果の持続期間は半年〜1年ほど
- 後遺症として残るようなリスクがほとんどない
- ヒアルロン酸注入後のように鼻筋が太くなることが無い
鼻糸リフトの一番のメリットと言えるのが、メスを入れずに好みのデザインを実現できることです。鼻糸リフト以外では切る整形でしか出せない鼻先の変化も、鼻糸リフトであれば糸の挿入方向によって自由にデザインできます。
また、メスを入れないため、術後の痛みや腫れが数週間〜1ヶ月程度で落ち着くなど比較的ダウンタイムが短いのも鼻糸リフトのメリットの一つです。糸を挿入する鼻先に小さい傷ができますが、術後も目立たずメイクで隠せる程度となります。
さらに、最近は以前に比べて美容整形に大きな変化を求めない方が増えているため、自然なラインを演出できる鼻糸リフトはより満足度の高い仕上がりが叶います。
自然な仕上がりの需要が高まると同時に、変化する流行や好みに合わせて仕上がりを変えたいというニーズも高まっており、持続期間が半年〜1年ほどの鼻糸リフトは流行や好みの変化に柔軟に対応できるため人気が高まっています。
ヒアルロン酸注入は薬剤の種類によっては何度も注入する必要があり、鼻筋が太くなってしまうことがあります。対して鼻糸リフトでは、糸の太さが決まっているため鼻筋がヒアルロン酸注入後のように太くなることがなく、自然な仕上がりとなります。
なお、鼻糸リフトにも感染や糸が飛び出るなどのリスクはありますが、挿入した糸を抜去することで対処できるものがほとんどです。他の鼻整形に比べて生涯後遺症として残るようなリスクが限りなく少ないことも鼻糸リフトのメリットといえます。
デメリット
鼻糸リフトは挿入した糸が溶けるため、効果が期間限定であることはメリットとして挙げましたが、美容整形に効果の半永久性を求める方にとってはデメリットになります。糸が溶けた後も皮膚の癒着によって完全に元に戻るわけではありませんが、長期的な効果を希望する方は切開を伴う施術のほうが適しているかもしれません。
また、元の鼻から大きく形を変えたいという方には、自然な仕上がりになる鼻糸リフトは物足りなく感じるでしょう。
鼻整形はヒアルロン酸と糸リフトどちらがおすすめ?
メスを使わない鼻整形として、鼻糸リフトと並んで挙げられるのが「ヒアルロン酸注入」です。ヒアルロン酸注入は鼻の根元から鼻筋にかけてヒアルロン酸を注入することで鼻筋を高くする施術で、自然な立体感を演出できます。メスを使わないため施術時間やダウンタイムの短さ、傷の小ささなどは鼻糸リフトと似ていますが異なる点もあります。
異なる点の一つがリスクの大きさです。ヒアルロン酸の注入部位を間違えると血の塊が血管を塞ぎ、皮膚が壊死したり失明したりする可能性があります。対して鼻糸リフトは後遺症になるような大きなリスクはほぼありません。
また、鼻先は血管が細く血管塞栓のリスクが高まるため、ヒアルロン酸注入では小鼻を小さくしたい、鼻先の向きを変えたいなどの鼻先の形成には向きません。一方、鼻糸リフトであれば、希望に合わせて鼻先の形にも様々な変化を出すことが可能です。
上記のリスクが起きる確率はかなり低いことではありますが、その他として、ヒアルロン酸の種類によってや、何回もヒアルロン酸を注入すると鼻筋が太くなってしまうことがあります。
鼻糸リフトでは、糸の太さが決まっているためヒアルロン酸注入後のように太くなることがありません。
鼻糸リフトはヒアルロン酸注入に比べてリスクが比較的小さく、デザインの自由度が高いため、当院では鼻糸リフトをおすすめしております。
鼻糸リフトと鼻プロテーゼの効果の違いとは?
鼻筋の高さを出す施術として「鼻プロテーゼ」がありますが、鼻糸リフトと鼻プロテーゼの効果に違いはあるのでしょうか。
まず、鼻糸リフトは切開を伴わず、鼻先から溶ける糸を挿入し鼻を希望の形に形成する施術です。鼻専用の糸「テスリフトノーズ」を使用する鼻糸リフトでは、糸についたトゲと糸を覆う3Dメッシュが皮下組織と絡み合うため、鼻筋を高くするだけでなく鼻先の形や鼻筋のラインを整え、より理想的な形やラインを形成する効果が期待できます。
一方、鼻プロテーゼは鼻の穴を数ミリ切開し、シリコン性の人工軟骨を挿入することで半永久的に鼻筋を高くする施術です。人工軟骨を挿入するため鼻筋の通った立体的な鼻を形成できます。
自然な仕上がりを求める方には鼻糸リフト、劇的な変化を求める方には鼻プロテーゼがおすすめです。しかし、鼻プロテーゼには術後のギプス固定が必要なこと、ダウンタイムが数週間と比較的長いといったデメリットもあるため、理想の仕上がりやデメリットも踏まえた上で自分に合う施術を選ぶ必要があります。
鼻の形について〜種類と呼び方〜
鼻の形にはたくさんの種類があり、一般的に「〇〇鼻」と呼ばれます。
それぞれどのような特徴があるのか詳しくみていきましょう。
<だんご鼻>
だんご鼻は鼻先と小鼻が丸く高さがないのが特徴で、丸い鼻先と小鼻がまるで団子のように見えることから「だんご鼻」と呼ばれています。鼻の皮膚が分厚く硬い場合が多く、脂肪がつきやすいのも特徴で、日本人に多い鼻の形といえます。鼻先が丸く低いため、横から見るとのっぺりとして野暮ったい印象を与えることがありますが、鼻糸リフトで鼻筋を通すとスッキリした印象に近づけることができます。
<あぐら鼻>
あぐら鼻はだんご鼻と同様日本人に多い形の鼻で、笑っていない状態でも小鼻が横に広がって見えます。広がった小鼻があぐらをかいているように見えることが呼び名の由来です。鼻の穴や鼻全体が大きく目立ち、小鼻は横に広がっているため存在感がありますが、高さはあまりありません。鼻糸リフトで鼻筋に高さを出すと、相対的に小鼻の広がりが目立ちにくくなります。
<ニンニク鼻>
ニンニク鼻は、だんご鼻、あぐら鼻と並んで日本人に多い鼻の形です。鼻先と小鼻の両方が丸く、小鼻は肉厚で存在感があります。このタイプの鼻は笑うと小鼻が横に広がって大きさがより目立つのが特徴です。呼び名の通りニンニクのような形をしていることからニンニク鼻と呼ばれます。鼻の穴は正面から見ても横から見ても目立たないため、結果的に重たい印象になることがあります。あぐら鼻と同様、鼻糸リフトで鼻筋に高さを出すことで、相対的に小鼻の大きさを目立たなくすることができます。
<わし鼻、かぎ鼻>
わし鼻は、鼻を横から見た時に鼻筋が前にせり出したようにカーブしているのが特徴です。鼻先は下向きに尖っており、わしのくちばしのような形をしていることからそう呼ばれています。
かぎ鼻も、わし鼻と同じように鼻筋が前にせり出していますが、鼻筋の途中に骨の出っぱりがあり、鼻筋の角度が途中から変わっていることが特徴です。その形がかぎ(フック)のように見えることからかぎ鼻と呼ばれます。
わし鼻、かぎ鼻ともに高さがあるため華やかで日本人離れした印象を与えますが、一方で男性的に見られることもあります。
<魔女鼻、垂れ鼻>
鼻先が大きく下向きに下がっている鼻を魔女鼻と呼びます。昔からおとぎ話に出てくる魔女を描く際にこの形の鼻を描いていたため、魔女鼻と呼ばれるようになりました。また、鼻先が垂れているように見えることから垂れ鼻とも呼ばれます。この鼻の方は、実年齢よりも老けた印象を与えることが多いです。
<ギリシャ鼻>
ギリシャ鼻は高さがあり、鼻筋が通っているのが特徴です。鼻の根元からまっすぐに高さがあり、鼻先まで直線的に繋がっています。ミロのヴィーナスなど、古代ギリシャ彫刻の鼻のような形をしていることからこう呼ばれています。この鼻は彫が深い印象になり、日本人にはあまり見られない鼻の形です。
<ローマ鼻>
ローマ鼻もギリシャ鼻と同様に高く鼻筋が通っていますが、鼻の根元部分に違いがあります。ギリシャ鼻は鼻の根元から鼻先まで直線的なのに対して、ローマ鼻は鼻の根元部分に凹みがあり、そこから鼻先にかけてまっすぐ伸びています。ギリシャ鼻と同じくほりの深い印象で、欧米人に多く日本人にはあまり見られません。日本人が憧れる欧米人の鼻のイメージといえばこの形です。
理想の鼻に近づけるには鼻糸リフト(ノーズスレッド)がおすすめ
鼻整形にはヒアルロン酸注入やプロテーゼ挿入などいくつかの方法がありますが、手軽に理想の鼻を手にいれるには鼻糸リフト(ノーズスレッド)がおすすめです。
鼻糸リフトは切らない施術のため10〜15分と短時間で施術が完了し、ダウンタイムも比較的短いためお身体への負担も少なく済みます。また、ヒアルロン酸やプロテーゼが鼻先の施術に向かないのに対して、鼻糸リフトは鼻全体をデザインでき自由度が高いのもメリットです。
鼻糸リフトであれば鼻筋を高くするだけでなく、曲がった鼻筋をまっすぐにしたい、ツンとした鼻先にしたい、鼻先の向きを変えたいなどのお悩みにも柔軟に対応し、より理想的な鼻に近づけることができます。
鼻糸リフト(ノーズスレッド)の施術概要
施術について
所要時間 |
10〜15分(麻酔時間を除く) |
施術回数 |
1回 |
通院 |
なし |
痛み |
局所麻酔を行います。 |
メイク |
患部を避ければ当日から可能。全顔は翌日から可能。 |
シャワー |
患部を濡らさなければ当日から可能。 |
入浴 |
翌日から可能。 |

- 総院長からの一言鼻糸リフトは、シリコンプロテーゼ挿入や軟骨移植といった大掛かりな手術を希望されない方、かといってヒアルロン酸注入ではリスクが怖い、そこまで大きく変化はさせたくない、という方に向けております。ダウンタイムも少なめな施術ですので、ちょっと鼻の形を変えたいという方はぜひご相談ください。
ダウンタイム・リスク・副作用
<ダウンタイム>
- 痛み:痛み止めでカバーできる程度で日常生活に支障はなく、2〜3週間で徐々に落ち着いていきます。
- 腫れ:術後3〜5日間がピークです。1〜2週間で7〜8割、1ヶ月でほぼ落ち着きます。
- 内出血:術後1週間程度で自然に吸収され色味が消えます。
<リスク・副作用>
- 糸による感染
鼻に糸を挿入するため、稀に傷口から細菌が入って感染する可能性があります。術後、腫れや熱感が続く場合には感染や炎症を起こしている可能性があるため、放置せずすぐにご連絡ください。万が一感染していた場合は、挿入した糸を速やかに抜去する必要があります。
- 傷跡
肌質的に傷跡が目立つ場合があります。また、傷跡が膨らんで少し硬くなるケロイドや、傷跡にメラニンが沈着する色素沈着が起こる場合があります。
- アレルギー
ごく稀に糸に対する異物反応でアレルギー反応が起こることがあります。アレルギー体質の方は事前のカウンセリングの際に必ずお申し出ください。
- 術後の違和感
術後に鼻が引っ張られるような違和感が生じることがあります。糸を挿入して鼻を形成することが原因で起こりますが、術後の経過と共に少しずつ落ち着いていきます。
- 糸が皮膚から飛び出る
糸を挿入する方向や深さ、術後患部に過度の負担がかかったことによって、皮膚の上から触っても糸の存在がわかったり、皮膚から糸の一部が出てきたりすることがあります。万が一糸が出ている場合には切除する必要があるため、糸の一部が出ていることに気が付いたらすぐにご連絡ください。
注意点
- サウナ、激しい運動、熱いお風呂への入浴は、術後1週間ほど控えてください。
- 飲酒は痛みがある間は控えてください。(1週間〜10日ほど)
- 強い力でのマッサージ、歯の治療、ぶつけるなどの強い衝撃、うつ伏せ寝は最低1ヶ月は控えてください。
施術を受けられない人
以下に当てはまる患者様は施術を受けられない場合がありますのでご了承ください。
- 妊娠中、授乳中の方
- アレルギー体質の方
- 皮膚に感染や炎症を起こしている方
- ケロイド体質の方
治療の流れ
カウンセリング~診察
- 初めにカウンセリングを行います。患者様のお悩みやご希望をお伺いし、鼻糸リフトが患者様にとって効果的で適切な治療方法であるか診察します。
この時、不安な点やわからない事は何度でも伺いますので、お気軽にお申し出ください。

デザイン・マーキング
仕上がりのデザインを決めていきます。鼻の高さを計り、理想的な鼻の形になるよう挿入する糸の本数などを決めます。
デザインが決まってから施術範囲にマーキングをします。
麻酔
施術前に局所麻酔を行います。
施術
- 事前に決めたデザインに合わせてスレッドを挿入していきます。
所要時間は10〜15分程度です。

施術後
- 当日歩いてお帰りいただけます。
洗顔やメイク、入浴は翌日より可能です。

アフターケア
- 手術後、腫れや痛みがある場合、また、気になることがあれば、お電話などでお気軽にご相談ください。
お話をうかがい、必要に応じて検診にご来院いただきます。

鼻糸リフト(ノーズスレッド)のよくある質問
- 施術中は痛みを感じますか?
- 鼻糸リフトは施術前に局所麻酔を行うため、施術中は痛みはほとんど感じません。痛みに弱いという方も過度な心配は必要ないでしょう。
- 施術時間はどのくらいですか?
- 麻酔時間を除けば施術は10分〜15分程度で完了します。
- 効果はいつから実感できますか?
- 物理的に糸を挿入して鼻の形を作るため、施術当日から効果を実感していただけることが多いです。
- 効果はいつまで続きますか?
- 挿入した糸は体内に吸収されるため、鼻糸リフトの効果が持続する期間は半年〜1年ほどです。しかし、施術後皮膚内で癒着が起こりある程度形が維持されるため、完全に元の鼻の形に戻るわけではありません。
- 糸を鼻に入れることに害はありませんか?
- 医療機器認定を受けた安全性の高い溶ける糸を使用しているため、基本的に人体に害はありません。
- ダウンタイムはありますか?
- 鼻糸リフトは他の鼻整形に比べてダウンタイムが短いのが特徴です。
施術後2〜3週間は鼻先に触れると痛みを感じますが、徐々に落ち着いていきます。また、腫れは術後3〜5日間をピークに、2〜3週間後には7〜8割落ち着きます。1ヶ月後には腫れはほとんど目立たないでしょう。内出血が生じることもありますが、1週間程度で自然と色味が落ち着いていきます。
- 施術後の生活で気を付けることはありますか?
- サウナ、飲酒、激しい運動、熱いお風呂への入浴は1週間は控えるようにしましょう。加えて、強い力でのマッサージや歯の治療、うつ伏せ寝など患部に過度な負担のかかることは最低1ヶ月は控えてください。メイクやシャワーは患部を避ければ施術当日から可能です。
- 失敗や後悔を防ぐポイントを教えてください。
- 鼻糸リフトで満足度の高い仕上がりを手に入れるには、クリニック選びが重要です。まずはクリニックのHPで医師の紹介や症例写真を確認したり、実際にカウンセリングを受けてみたりするのがおすすめです。カウンセリングの際には、悩みや希望を親身になって聞いてくれるか、好みのデザインを提案してくれるか、医師の経験や実績は豊富かなどをチェックし、信頼できるクリニックかどうか見極めましょう。値段が安い、知名度が高いなどの理由で安易にクリニックを選んでしまうと、思ったような仕上がりにならなかったり、施術後にトラブルが起こったりと後々後悔する原因となります。
料金表
施術内容 |
料金 |
備考 |
鼻糸リフト(ノーズスレッド) |
1本 |
22,000円 |
|
12本セット |
250,800円 |
※1本あたり
20,900円 |
16本セット |
316,800円 |
※1本あたり
19,800円 |
20本セット |
374,000円 |
※1本あたり
18,700円 |
※局所麻酔無料、笑気ガス麻酔はオプション20,000円
※表示価格は全て税込価格となっています。
※料金は予告なく変更する場合がございますのでご了承ください。
本ページ監修医師

- 医療法人社団 美星会
千葉中央美容形成クリニック総院長 西谷 直輝
► 総院長のプロフィール
経歴
2000年 |
東邦大学医学部 卒業 |
2000年 |
国家公務員共済組合連合会 虎の門病院勤務 |
2004年 |
品川美容外科 入職 |
2007年 |
品川美容外科 鹿児島院院長 就任 |
2012年 |
品川美容外科 川崎院院長 就任 |
2013年 |
オザキクリニック 新宿院院長 就任 |
2013年 |
Kanac美容外科皮膚科クリニック 院長 就任 |
2014年 |
中央クリニック 入職 |
2015年 |
千葉中央美容形成クリニック 開設 |
2018年 |
医療法人社団 美星会 理事長 就任 |
資格・所属学会
日本美容外科学会
日本美容皮膚科学会
日本医学脱毛学会
日本先進医療医師会
アラガン社ボトックス、ヒアルロン酸施術資格
サーマクール認定医
ウルセラ認定医
アルジェネス(ボタニカルフィラー)エキスパート(指導医)
日本医療毛髪再生研究会 理事 |
アクセス
- 千葉中央美容形成クリニック〒260-0015
千葉県千葉市中央区富士見2-2-3
吉田興業第一ビル 7F
JR千葉駅東口 徒歩1分
► アクセスマップ
