【わきが・多汗症】
脇ボトックス(ワキ汗・多汗症のボツリヌストキシン注射)

脇ボトックスは、ボツリヌストキシン製剤をワキに注射し、汗を出す汗腺へ信号を伝える神経のはたらきを抑えることで、ワキ汗(腋窩多汗症)の量を抑える施術です。施術は両ワキで約5〜10分、おおむね2〜3日ごろから変化を感じ始め、効果は一般に約3〜4か月持続するとされています(個人差があります)。
脇ボトックスとは、ボツリヌストキシン(ボツリヌス菌が作るたんぱく質を医薬品化したもの)をワキの皮膚に少量ずつ注射し、汗腺を刺激する神経の伝達を一時的に抑えることで、ワキの発汗量を抑える治療です。メスを使わない注射のみの施術で、汗ジミやニオイの軽減を目的に行われます。

私たちが汗をかくとき、神経の末端から出る「アセチルコリン」という物質が汗腺に「汗を出す」という信号を伝えています。ボツリヌストキシンはこの信号の放出を抑えるため、注射した範囲の発汗が抑えられると考えられています。ワキ汗の量が減ることで、結果として汗のニオイ(ワキガ症状)の軽減が期待できる場合もあります。ただし、ニオイの主な原因はアポクリン汗腺にあるため、ニオイが強い方には他の治療が適していることもあります。
効果は永久的なものではなく、数か月かけて徐々に薄れていきます。状態を保つには、定期的にくり返し治療を受けることが一般的です。当院では、医師の診察のうえ、お一人おひとりの発汗の程度に合わせて注入量や範囲を調整します。
当院の脇ボトックスでは、目的やご希望・ご予算に応じて2種類のボツリヌストキシン製剤からお選びいただけます。製剤の選択や注入量は、診察の際に医師とご相談ください。


ワキ汗は、体温調節を担う「エクリン汗腺」から出る汗が主な原因です。気温や運動に関係なく日常的に汗が多い状態は「原発性腋窩多汗症」と呼ばれ、体質や緊張などの精神的要因が関与すると考えられています。

ワキには、汗を出す「エクリン汗腺」と、ニオイの元になる成分を分泌する「アポクリン汗腺」の2種類があります。エクリン汗腺からの汗が多いとワキ汗・汗ジミとして目立ち、アポクリン汗腺の分泌物が皮膚の常在菌に分解されると、いわゆるワキガのニオイにつながると考えられています。
汗の量が日常生活に支障をきたすほど多い場合、原因のはっきりしない過剰な発汗が続く「原発性腋窩多汗症」の可能性があります。緊張や不安で汗が増えやすい方も多く、「汗ジミが気になって服を選ぶ」「人前で服が濡れて気になる」といったお悩みにつながります。脇ボトックスは、こうしたエクリン汗腺由来のワキ汗に対して用いられる治療です。
「ワキ汗・汗ジミが気になる」「夏や緊張する場面の汗を抑えたい」という方に向いています。一方で、妊娠中・授乳中の方や、神経や筋肉の病気がある方などは受けられない場合があります。
※適応の可否は診察により医師が個別に判断します。持病・服用中のお薬・妊娠の可能性がある方は、カウンセリング時に必ずお知らせください。治療後一定期間の避妊が必要です。
ワキ汗・多汗症のケアには外用薬・内服薬・ボトックス注射・汗腺を処理する治療(マイクロ波や手術など)があります。脇ボトックスは注射のみで数か月にわたり発汗を抑えられる、ダウンタイムの少ない治療として位置づけられます。
代表的なアプローチを比較すると、次のとおりです。どの方法が適しているかは、汗の量・ニオイの程度・ご希望によって異なります。
| 方法 | 特徴 | 持続・通院の目安 |
| 外用薬(制汗剤・抗コリン外用薬) | 自宅でのケア。継続して使用する必要があり、刺激感などが出ることがあります。 | 毎日の使用を継続 |
| 内服薬(抗コリン薬) | 全身の発汗に作用。眠気・口の渇きなどが出ることがあります。 | 継続使用 |
| 脇ボトックス | 注射のみで、注射した範囲の発汗を一時的に抑える。ダウンタイムが少ない。 | 約3〜4か月ごと(個人差あり) |
| 汗腺を処理する治療(マイクロ波・手術など) | 汗腺そのものに作用し持続性が高いとされる一方、費用やダウンタイムは大きめ。 | 長期的な効果を目指す |
※ワキガ(ニオイ)が主なお悩みの場合は、汗腺を処理する治療もご提案しています。最適な方法は診察の際にご案内させて頂きます。
当院のワキガ・多汗症の治療法全般についてはわきが・多汗症治療の専門サイトもご覧ください。
脇ボトックスは、注射後おおむね2〜3日ごろから汗の量の変化を感じ始め、1〜2週間ほどで効果が安定するとされています。効果は一般に約3〜4か月持続し、年に2〜3回程度の治療をくり返すことで状態を保つ方が多い治療です。
効果はくり返し治療を受けることで維持される一方、永久的なものではありません。時間の経過とともに汗の量は徐々に戻っていきます。発汗が再び気になり始めたタイミングで再治療を検討するのが一般的です。発汗の程度や体質によって、効果の現れ方や持続期間には個人差があります。
市販の制汗剤などのセルフケアと違い、脇ボトックスはワキ汗の原因となる神経のはたらきに作用し、数か月にわたり発汗を抑えることが期待できます。当院では医師が診察から注射・アフターケアまで対応します。
カウンセリング・診察 → 準備(消毒・ご希望に応じて麻酔)→ 注射(片側数分)→ 施術後の確認 → アフターケア、という流れです。多くの場合、施術後そのままお帰りいただけます。
カウンセリング・診察
お悩みや発汗の程度、健康状態をうかがい、施術内容・使用製剤・注入量・費用・リスクをご説明します。気になる点は何度でもご相談ください。
準備
注射部位を消毒します。痛みが不安な方には、ご希望や状態に応じて麻酔クリームなどのオプションをご用意しています。
注射
医師がワキに、ボツリヌストキシン製剤を数か所に分けて少量ずつ注射します。当院では痛みの軽減のため、34G(極細針)を使用しています。注射自体は片側数分程度です。
施術後
注射部位の状態を確認します。腫れはほとんどなく、多くの場合そのままお帰りいただけます。当日はこすったり強くもんだりしないようご案内します。
アフターケア・検診
赤みや内出血、気になる症状があれば、お電話などでお気軽にご相談ください。必要に応じて来院いただきます。
1回の施術時間は両ワキで約5〜10分、効果は注射後1〜2週間で安定し、約3〜4か月持続するとされています。痛みは極細針の使用で抑えられ、ご希望に応じて麻酔も選べます。
| 所要時間 | 両ワキで約5〜10分(カウンセリング・準備を除く) |
| 施術回数の目安 | 1回〜(効果維持のため約4〜6か月ごとの継続が一般的・要相談) |
| 効果の持続 | 注射後1〜2週間で安定し、一般に約3〜4か月(個人差あり) |
| 痛み | 軽度。34G(極細針)を使用。ご希望・状態により麻酔クリーム等を選択可(通常、麻酔は不要)。 |
| 主なリスク・副作用 | 注射部位の痛み・赤み・腫れ・内出血(あざ)のほか、頭痛、まれに一時的な筋脱力感・倦怠感が生じることがあります。まれに代償性発汗(他部位の発汗増加)がみられることがあり、国内臨床試験では約2%との報告があります。効果には個人差・左右差があり、効果は一時的で再投与が必要です。期待した効果が得られないことや、くり返し投与で効果が出にくくなる可能性があります。妊娠中・授乳中の方、神経・筋肉の病気がある方、過去に過敏症のあった方は受けられません。自由診療(保険適用外)です。 |
| 麻酔 | 通常は不要(ご希望・状態により相談)。麻酔クリーム・笑気ガス麻酔などのオプションを選択可(別料金) |
| シャワー | 当日から可能(注射部位はこすらず、強くもまない) |
| メイク・日常生活 | 当日から通常どおり(注射部位を強くもまない) |
| ダウンタイム | 少なめ。注射部位に一時的な赤み・腫れ・内出血が出ることがありますが、数日〜1週間程度で落ち着くのが一般的です。汗の変化は2〜3日ごろから現れ始め、1〜2週間で安定します。約3〜4か月で効果は徐々に薄れます。 |
| 注意事項 | 施術後しばらくは注射部位を強くもまない・こすらないようにします。当日の激しい運動・飲酒・長時間の入浴・サウナは控えめに。妊娠・授乳のご予定がある方は事前に医師へご相談ください(要確認)。気になる症状が続く場合は当院にご相談ください。 男女ともに施術後は3ヶ月間の避妊が必要となります。 |
| 施術内容 | 料金 | 備考 | |
| 脇ボトックス 両わき(S) | イノトックス | 27,500円 | |
| 脇ボトックス 両わき(S) | ボトックスビスタ | 33,000円 | |
| 脇ボトックス 両わき(M) | イノトックス | 38,500円 | |
| 脇ボトックス 両わき(M) | ボトックスビスタ | 44,000円 | |
| 脇ボトックス 両わき(L) | イノトックス | 49,500円 | |
| 脇ボトックス 両わき(L) | ボトックスビスタ | 55,000円 | |
| 麻酔クリーム(1部位あたり) | 11,000円 | オプション | |
| 笑気ガス麻酔 | 22,000円 | オプション | |
| 麻酔クリーム+笑気ガス麻酔 | 27,500円 | 治療部位が1部位追加ごとに5,500円 | |
| メソガン(U225) | 16,500円/1回 | 注入オプション | |
※表示価格は全て税込価格となっています。
※料金は予告なく変更する場合がございますのでご了承ください。


| 2000年 | 東邦大学医学部 卒業 |
| 2000年 | 国家公務員共済組合連合会 虎の門病院勤務 |
| 2004年 | 品川美容外科 入職 |
| 2007年 | 品川美容外科 鹿児島院院長 就任 |
| 2012年 | 品川美容外科 川崎院院長 就任 |
| 2013年 | オザキクリニック 新宿院院長 就任 |
| 2013年 | Kanac美容外科皮膚科クリニック 院長 就任 |
| 2014年 | 中央クリニック 入職 |
| 2015年 | 千葉中央美容形成クリニック 開設 |
| 2018年 | 医療法人社団 美星会 理事長 就任 |
| 日本美容外科学会 日本美容皮膚科学会 日本医学脱毛学会 日本先進医療医師会 アラガン社ボトックス、ヒアルロン酸施術資格 サーマクール認定医 ウルセラ認定医 アルジェネス(ボタニカルフィラー)エキスパート(指導医) 日本医療毛髪再生研究会 理事 |
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